2024.02.29 04:37岡山県の小野小町伝承【出典情報一覧】①備中集成志②備中府志③倉敷市日間にある「小野小町姿見の井戸」(看板)より④岡山の名門 小野家⑤日本昔ばなし(岡山編)「小野小町かくれ話」⑥「倉敷地方誌 近世干拓の歩み並びに郷土の伝説・物語の記」 著者:渡辺 義明 出版:平成23年正月吉日⑦備中誌⑧古戦場備中府誌⑨中洲町誌【文献、説明文等に見える備中小野小町に伝承について】①『備中集成志』 謡曰、小町ハ出羽ノ郡司小野良実ガ娘と云ヘリ。或ハ小町常澄ガ娘トモ云ヘリ。ツレヅレ草ニハ小町ガ事キワメテ定ナラズトゾ侍リ。世伝ニ曰、人皇五十二代嵯峨の御宇(ぎょう)カトヨ、小町常澄ト云人当国之守護トシテ窪屋郡黒田村ニ居住ストナン。或ハ郡司トモ伝ヘリ。其末孫トテ小野氏ノ名主庄官等今ニ当国に数多有リ。...
2024.02.26 07:56小野小町の名称の由来について これまでの研究や伝承から小野小町の名前について、その由来として有力なものが「姉または後宮に、’町’または’大町’がいて、年若い方を’小町’としたとする説が有力視されています。 これは秋田県の伝承に「姉が大町」とする伝承も影響していると思われますが、古来の地名には「町または大町」という地名の近くに「小町」という地名が存在することが多く、中世の人々は経験的に大町と小町の関係を知っていた為に定義つけられた仮説だと思います。 私の研究成果から、初代の小野小町が相模(さがみ、今の神奈川県)の小野に生まれ育った為か、采女と上がる際に氏名(うじな)を名乗れぬというルールがありました、采女は生まれ育った地の名を仮称として名乗るのが通例でありましたが、その地名が「小野...
2024.02.26 07:31小町ヶ姉と14人の小野小町 五代目の小野小町の末裔であり歴史研究家でもある小野龍海は全国に伝わる伝承情報や先人達の研究成果から小野小町の謎を解き明かす事に成功いたしました。 その成果を多くの方に知って貰う目的でホームページに情報を挙げていきたいと思っています。 小野龍海のブログでも、その過程を公開していますが、ホームページではその最新の情報や解釈をお手軽に見られるようにしていきたいと考えています。 小野小町のファン並びに歴史好きの方にも理解してもらえるように、難しい解釈ははぶいておりますが、ご了解いただきますようお願い申し上げます。 現在の解釈では、「小町ヶ姉と14人の小野小町」がいた事が分かっています。 小野小町とは一人にあらず、奈良時代から平安時代中期にかけて小野一族に生ま...