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2025.12.08 08:22
「釈迦族の起源」の情報
出典:『クシェーメーンドラの作品中の仏伝の研究』著者:岩井昌悟 この「釈迦族の起源」は真実を語り、他の情報と併せて龍海にはハッキリと元になった王族を理解出来る情報源になっています、釈迦族を研究する人には有益な情報となると思います。注意:発音記号は再現出来ないものもあったので、参考程度にして下さい。「(27)釈迦族の起源 ある一つの、長大で、繁栄する家系が、立居振舞が優美なる(美しい円形の)、功徳を積むことを好む(糸で連ねられるに相応しい)、清浄な光線でまばゆい光を示す、健康な(真珠からなる)、世の飾りである宝石[である人]を生む。(1) かつて、カピラヴァストウで、ニャグローダ樹園に安住していた世尊・如来に、釈迦族の者たちが、自身の家系について尋ねた。...
2025.11.25 01:42
牡牛神の神話
出典:國學院大學学術情報リポジトリ「K-RAIN」   中央アジア神話と日本神話作成者:作成者: ヴィツェル, マイケル, 松村, 一男  『中央アジア神話と日本神話』龍海:トルコのギョベクリテペ遺跡にも関わっている牡牛神の末裔がメソポタミアを開いた9500年前の事を綴った内容と考えられる、この牡牛神が牛頭天王の原点であり、頭に角を生やした兜を被った者達の原点だと思われます。・素戔嗚尊(牛頭天王)・ツヌガアラシト(角がある人)・バイキング「2.原初の牡牛『リグ・ヴェーダ』(3.38)にもイランの『アヴェスタ』にも原初牡牛が見られるが、日本にはない。しかし以下の議論で重要となるので、推定される再建形を記しておく。 原初、二人の男と一頭の牡牛がいた。彼らは...
2025.11.19 08:36
竹内文書の構造解読の説明
 竹内文書は記述スタイルが他の古文献と違うことが多く、また信じられないような不思議な事も書かれていますので、理解できない研究者から「偽書」(※古史古伝とも)の烙印を押されていた事は多くの人が知っていると思います。 しかし本を書けるほどの研究者の目線で見れば、この様な偽書を作る方がマトモな本を書くよりもシンドイのです、あらゆる時代のあらゆる地域の伝承や神話を調べ上げなければ書けない内容なので、現代人でも不可能に思える内容なのです。 私も偽書では無いとは早々に気づきましたが、でも最初は理解する事は不可能でした、だから他の古文献を研究し、古代の人の繋がりを特定し、そのような世界観であったかを理解して初めて理解出来るようになったのです。 幸いにも上古第23代に...
2025.11.12 06:48
熊一族について(2025/11/12)
 私の歴史考察では度々出てくる「熊一族」について書こうと思います。 前にブログの方で「磐一族」や「星一族」とルーツを同じくするのでは無いかと考察をしましたが、このたび具体的な熊一族が興った時の伝承を見つけましたのでご紹介しようと思います。『熊一族と岩一族と星一族について総括する』  熊一族と言われても具体的な人物を上げないとイメージ出来ないと思います、一番有名なのは「素戔嗚尊」でしょう、ですが素戔嗚尊とは複数の人間が名乗った称号ですので、個人的には祖佐之男命、アヌシャカ(祖佐男命)、須波佛陀(素戔嗚尊)、須佐之男、祖佐之男(※祖佐之男について私の記述では祖佐男命と書いてきましたが、太加王が今後頻繁に登場して来る事が予想される事もあり、整理する...
2025.11.03 07:21
「禍」の付く名乗りはエジプトの禍教に由来すると考える
 今回、「禍」の付く名乗りとは「エジプト・イスラエル」に由来するものではないかと仮定して調査を行いましたが、結論としてはエジプトにおける「禍教」に関係のある名乗りだとする事にしました。 エジプトには先行研究から「首切り」がある事を知りました。1.罪人及び敵への処罰による首斬(くびきり)2.神へのイケニエとしての首斬3.葬送儀礼としての首斬 今回の調査で多く出てくる表現は「禍斬」でした。 これを象形文字の意味から捉えると一目瞭然です。(象形文字から取った漢字の意味)「禍」・・・神に捧げる台の上に人間の骨を供える「斬」・・・車で轢き斧で切る軽蔑の名前 象形文字の意味をとると漢字の元の意味を知る事ができます、紀元前の人物名に使われる漢字の意味を象形文字から知...
2025.10.31 06:46
小野一族の真実について(2025/10/31現在)
 従来の歴史的解釈では小野妹子が最初にあり、小野毛人、小野毛野と続くとなり、近江の小野神社に由来して和邇氏の支流として認識されて来ましたが、それは中世より前の研究がほとんど行われてこなかった為に解釈を間違えていて、小野一族とは和邇氏よりも前から存在している事は明白な証拠が残っていました。 私、小野龍海はご先祖の小野吉子(五代目の小野小町)の実在性を証明すべく歴史研究を始め、小野小町の謎を解く過程に於いて小野一族への理解が必須だった事もあり、研究テーマを「ご先祖の実在性を証明する」と変更し、主に直系のご先祖を調査研究する事にいたしました。 以下はその結果を要約し一般の皆様にも理解していただける表現にしたものです、個々の歴史的証明の過程は「小野龍海のAme...
2025.09.11 22:29
『富士古文献考証 富士史』の古文書
 この史料は神皇記や富士史に大きく影響を与えたと考えられる古文書の内容になります、読み手の力量に寄っては多くの示唆を得られるものと思われますので、広く知って貰いたいと思いテキストデータに起こしました。(龍海) 令和7年9月12日(更新)出典:『富士古文献考証』 八幡書店   「富士史」第四章 雑録部の項「   第四節 太古に關する古文書       (一)寶来山日向高地峰高間原神都實録寳來山ハ高砂山トモ言又ハ世界第一ノマレナルカタチノ山ナルニヨリ不二山ト言也コノ山ニ(切レテ見エズ)ノ五男七男來リ止座子孫繁昌仁テ豊アシ原水穂ノ洲ト言又ハ不二山ヨリ外八面カクレナク日仁向島モ山モナキニヨリテ大日本州ト名附給ナリ(切レテ見エズ)國狭槌尊父ノ靈ヲ南方高座山峰ニ祭...
2025.09.06 08:05
石凝姥命について
 私も以前は五十猛と石凝姥命とは同一人物だと考えていた時期がありましたが、一般的には「姥」の字が使われる事の多い為、女性であるとの解釈が大勢を占めていますが、鍛冶は男の仕事であり女性は就けない職業でもあった事はよく知られています。 この謎の多い石凝姥命について具体的な人物像を掴みましたので、ご紹介しておきたいと思います、『富士史』第二章 本紀の中にそれは登場します。 『富士史』は少し創作的な部分もありそうですが、基本的に富士山周辺に伝わる古文書を三輪義煕氏が研究し、総合的な解釈として述べているもので、基本的に史料に基づくものだと認識できます、その中にある寒川彦が四国で亡くなったとする描写に該当する地を見つけたので(※他では無い情報)、史料に基づくと考え...
2025.08.25 03:48
狼一族とイヌ(犬・狗・戌)一族と天狗族
2025/08/25(更新) 日本の部族に関して調査をしている人は私しかいない可能性があります、というのも地域を示して出雲族とか隼人族という言葉はあっても、紀元前にあった日本の部族は動物などをシンボルにしていたのでほとんど知られていない為です。 『神皇記』には「猿、龍、松、鶴、亀」などの動物が登場しますが、これは部族名を比喩して表現されており、部族を指す言葉として動物名を使っていた事が推測されます、その中で日本の三大部族と呼べるものがあります。○ナーガ族(竜・龍・釈迦族・龍王族)○熊一族(熊野)○狼一族(高龗・闇龗・木野山様・才ノ神・狼一族・イヌ一族・天狗族ほか) この項では狼一族とイヌ一族について述べておきたいと思います。 狼とイヌには部族名の違いの...
2025.07.26 08:02
「卑弥呼(ひみこ)」の語源に関する考察
 竹内文書のウガヤ王朝王名表に登場する女性の称号の中に「媛」を「ひみ」と読ませている事例があり、もしかして「ひみこ」とはただの訛(なまり)なのかと思い始め、気になったついでに考察した結果を載せます。 そもそも卑弥呼(ひみこ)とは「日女(ひめ)命(みこと)」と同じだとする説が有力なのですが、私はもう一歩踏み込んで「日女巫女(ひめみこ)」を意味する造語を世襲足媛が作って「卑弥呼(ヒミコ)」と名乗ったと考えていました。 もう一つ気になっている事が「姫」と「媛」を竹内文書では書き分けている点にあります、ウガヤ王朝だけなのか、他の場合もそうなのかは、そういう目で読んでいないので気づけて無いですが、今回はウガヤ王朝の王名表の中だけで考察しました。[以下、ウガヤ王朝...
2025.07.11 02:28
『九鬼文書の研究』に紹介された蘇民将来の話②
出典:『九鬼文書の研究』「Ⅰ 熊野修験行者之精神と道しるべ」P.9「むかし北海の国に坐(ま)しし武塔神(たけあらきのかみ)、南海の国の神の女子をよばいに出でますに、日暮れたり。彼所(かしこ)(備後国、疫隅社のほとり)に将来二人ありき。兄を蘇民将来という。いと貧窮(まずし)かりき。弟を巨旦将来という。富み饒(ゆたか)にして屋舎(いえい)一百ありき。ここに武塔神、宿所を借り給うに借しみて貸しまつらず。兄蘇民将来貸し奉る。即ち粟柄を以て座(むしろ)となし粟の飯などを以て饗し奉る。饗し奉ること既に畢(おは)りて武塔神出でませり。後に年を経て八柱の子を率いて還り来まして詔り給はく。我れ之れがために報答(むくい)せんとおもう。汝子孫在りやと問い給う。蘇民将来答えて...
2025.07.11 02:26
『九鬼文書の研究』に紹介された蘇民将来の話①
出典:『三国相伝陰陽輨轄簠簋内伝金烏玉兎集』安倍晴明著「前略 ・・・・・・ここに南天竺の傍らに一の夜叉国あり。広遠国(出口聖師著には日本国に該当するという)という。その国の鬼王を巨旦大王と名づく。天王(筆者註 ・・・牛頭天王。以下同じ)彼の門に到りて宿を乞う。鬼王許さず。天王去りて千里の松園に至る。一の賤女有り。天王問うて曰く。汝室宅有りや。女の曰く吾は則ち巨旦の婢なり。東一里、曠野の中に蘇民将来の庵あり。貧賤にして禄乏(ろくとぼ)しと雖も、慈愛の志を抱く。宜しく彼に往きて宿を求むべし。天王東に向って彼の野中に到り、彼の庵を見る。主は老翁なり。天王宿を問う。将来笑って曰く。貧賤の家豈若干の眷属を留めんや。天王曰く。我独り宿せば則ち可なり。時に将来梁の茎...

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