2024.08.28 06:09小野 光右衞門 岡山県浅口市金光町の大庄屋であった小野光右衞門についてご紹介をさせて頂きます。 小野光右衞門は大庄屋として知られますが、その生まれは平安時代中期頃、藤原純友の乱があったおりに、この乱を鎮圧した小野好古の後裔にあたります、小野好古の子が讃岐へと土着し、そのまた後裔が天文年中(1532~1555)に、現在の岡山県倉敷市玉島長尾に移住します、そしてこの長尾の小野家の末裔として生まれた事に始まります。 私は讃岐に土着した小野好古の子の家を「讃岐好古小野家」と呼んでいますが、私の研究ではこの小野家は小野好古へと嫁いだ小野小町の末裔になると考えています、好古に嫁いだ小野小町は埼玉県深谷市で生まれた小野小町と考えられ、通称などは分かっていません、小野小...
2024.08.22 08:03浦島太郎に考察を加えると歴史が見えてくる件。 やっと「浦島太郎の伝説」を考察する時が来たと思います、平安時代初期の丹後半島において浦嶋子を祀る浦嶋神社(宇良神社)を建てたのは、何を隠そう我が家の先祖、小野篁です。 この物語は小野篁の時代では謎を解くのは不可能でしたが、現代ならば可能となっていると思いますので今回の挑戦となった次第です。 今、浦島太郎の伝説をざっと読んでみた感想として、伝説の元となった話は相当古いだろうという事です、それは七世紀の人物、伊余部馬養もこの話を記録していた事が分かっていて、その内容は丹後半島に伝わるものと同じであった事が書かれているからです、またその内容は既に「神話」のように変質していましたので「相当古い」という考察になりました。 伝承の形態としては、私には「普通」に見...